Students Days|「本当に私が看護師に?」の高校生が看護大に入学した4年間③

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3年生から始まる本格的な実習。
実習は科目毎にあります。それぞれ期間は数日から1か月弱。


実習では、患者さんは「大変な仕事だけど将来がんばってほしいから」「勉強になれば」と
入院生活や手術、出産など自分の闘病や命を懸けた瞬間を見せてくださいました。
『看護師資格を取っても看護師として働くわけではない』と思っていた私も
実習中はそんなことは忘れるくらいの経験や試練でした。

バイタル測定、清拭、看護計画の実施…
クタクタになって帰宅した17時そこから記録との戦いが始まります。
調べること、書くことが好きな私は記録を書くことは好きでした。
ただ、「好き」と「書ける」は違いました…


今日の振り返り・明日の計画・そしてその「根拠」
知識不足で患者さんの前に立つことは許されないからこそ、何度も教科書を開いて記録を書き足したり直したりします。

書きたい内容が記録用紙の枠に入りきらない…
枠がずれて変になった…
ある意味パソコンとの闘いでもありました…
寝ずに書いた計画やプランも
次の朝、先生からの「ここはどういう意味?」
の一言でアセスメント不足が見抜かれます。

「なぜ昨日きづかなかったんだろう」
「そこは気づかれたくなかった…」

学生の弱みは先生や実習担当看護師には気づかれてしまうんですよね…

「不安には傾聴」
言葉にするのは簡単ですが
「不安とは?」「病気だけが不安なの?」
「あなたが聴くだけでいいの?」
不安の正体は人によって違います。

聴いてほしい人 そっとしておいてほしい人
昨日は、今日は、明日は。
同じ人でも毎日違う。

その頃学生である私たちはまだ人生経験が浅く、
アセスメントも薄いものになります。

看護師になるかどうかわからないと思っている私にとっては
正直気持ちの入らない記録もありました。

そんな私も患者さんと接するうちに素直に心配になったり、
手術が成功してほしいと思う気持ちが生まれる瞬間もありました。
その気持ちが看護師になった後も私を支えたと思います。

実習は病院だけでなく様々な施設に行きます。
小児実習では保育園
老年看護実習では介護施設
夏休みには障害支援施設の実習で自分で施設を探して、日程調整から依頼までを自分で行う実習もありました。
私は帰省中の地元の施設で実習を受け入れていただきました。

保健師過程も履修していたので、
保健所の実習に加えて産業保健師実習として企業にも行きます。
私は造船工場 の拠点である工場で見学実習に行きました。
学生の頃は「大きな工場だなぁ」くらいにしか
感じていませんでしたが
大人になった今、言ってあげたい。
「そこは、世界を変える技術と歴史が今も呼吸している
 とんでもなく貴重な場所なんだよ」と。
今、改めてあの巨大な工場を眺めることができたらと思います。

病院以外の実習では、「病院でない看護師の働き方」はないかと常にアンテナを張っていました。

次は卒論・国試対策です!

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